teaです。
あなたは経験ありませんか?
男性に愚痴を言っていたら、そのうち彼が怒りだした。
そして、いつもの喧嘩の始まり。
「なんであなたはいつもそうやって怒るの!?意味が分からない!」
「あなたは何にもわかってくれない!」
愚痴を言っていたらさらに、彼に対する不満が続出。
結局ストレスがたまるだけ・・・。
そのうち、彼が話さえ聞いてもくれず、ウザいと言ってくるようになってしまった。
なぜこんなことが起こるのでしょうか。
実は、ある考えのすれ違いが、男女のすれ違いを生んでいました。
男性は何とかしてあげたいと思っている
男性は、女性から不満や愚痴を聞くとそれを何とかしてあげたいという気持ちになります。
女性の不満や愚痴を解決できる方法やアドバイスを必死になって考えるのです。
男性のアタマの中
- 女性「上司が嫌すぎて困る」
→喋らないようにすればいい。強気でいればいいじゃないか。
- 女性「休みが欲しい」
→有給を取ればいいじゃん。上司に相談して休めばいい。
- 女性「仕事辞めたい」
→そんなに辞めたいなら辞めればいいのに。なんで続けてるんだ。
このように、自分なりに解決法を考え、彼女をスッキリさせてあげたいと思っています。
男性は女性の不満・悩み・愚痴を聞くと、すぐさま女性の最強アドバイザーになろうとするんです。
解決のための方法、やるべきこと、こうすればいいんじゃないかという提案やアドバイスを次々提示していきます。
そして、
「そうすればいいんだね!ありがとう!」という感謝の言葉を言われたあかつきにはこの上ない満足感を味わいます。
男性はちゃんと、女性のためになりたいと頑張っているのです。
アドバイスをすることが、女性の不満や愚痴に対する最適な答え方だと思っています。
それなのになぜすれ違いが起こってしまうのでしょうか。
女性はただ共感してほしい
女性は、共感が命です。
自分と同じ気持ちに周囲の人もなってもらいたいし、分かってもらいたいものです。
愚痴や不満を他の人に言うのも、自分の気持ちを分かってほしいから。
当然それは、大切な彼にも「私の気持ちを分かってほしい」と思っています。
女性のみなさん、言われてみればそうだな、と思いませんか?
しかし、実際には男性に愚痴を言うと私の気持ちを分かろうとしてくれない態度。
なぐさめてくれるそぶりも一切見せない。
そしてだんだん不満が募り「なんにも分かってくれない!!」となりますよね。
それは、男性は共感するよりアドバイスすることが得意だから。
良く言えば、彼はちゃんと男性脳であるということです(笑)
女性同士での愚痴の言い合いで、自分の気持ちを分かってくれないとイライラすることはあまり無いはず。
それは、共感ワードが盛りだくさんだからです。
「そうなの~!」「大変だよね」「それはすごい嫌だよね」
男性と話しているときは、なかなかこのような共感ワードが出てきません(笑)
そのために、女性は分かってもらえないと感じ、すれ違いが生じます。
女性が愚痴や不満を言うのは、自分が今どういう気持ちかを分かってもらいたいからです。
こうしたほうがいいなどのアドバイスは聞きたくありませんし、求めてもいません。
アドバイスすればするだけ、女性はますますイライラします。
どうしたらいいのかぐらい、女性自身が自分で分かっています。
ただただ、答えのない話がしたいだけなんです。
なぜ男性は怒り、話さえ聞いてもらえなくなるのか
悩み事に対して、男性・女性それぞれで
- 男性はアドバイスしたがる
- 女性は共感したがる
この違いのせいで、男性は女性のためにアドバイスをしても、逆に女性がますますイライラしてきたり、「なんにもわかってない!」と言われるため、男性側は非常にガッカリしてしまいます。
「なんにもわかってないって、分かっているからアドバイスをしているんじゃないか!」というのが男性の本音です。
自分のアドバイスに対して、否定的な女性の反応が何回も続くようになると、
- なんのためにオレに話しかけてくるんだ
- どうせ、またなんか言ったらすぐイライラし始める
- 解決できないなら、自分で解決してくれ
など、男性は不満を募らせ、だんだん女性の話を聞きたくなくなるのです。
女性が感謝の言葉を言っていればまだ救いはあるものの、なかなか共感してくれない相手に女性もそんな気持ちにはなれません。
君のためを思ってアドバイスをしたのに、分かってないと言われ、ますます君はイライラしてヒートアップ!
話は飛ぶし、さっきまで話してた愚痴はもうどこへいったのやら・・・。
ああ言えばこう言うという繰り返しにうんざり・・・。
結果、男性は話さえ聞かなくなってしまうのです。
どうしたら分かり合えるのか
男性のみなさんへ
女性が不満や愚痴を言ってきたら、とにかく共感しましょう!
共感が難しいと思う方は、語尾を「~ね」「~よね」と変えてみるだけで、簡単に共感ワードが出来上がります!
「分かる!」「分かるよ~」「だよね」と最初に言うだけでも、共感から先に入っているので女性の好感を得やすいです。
これだけで、女性は勝手に気分がよくなっていきます(笑)
アドバイスするよりも、はるかにこの方法が女性にとっては嬉しいのです。
男性のみなさんが大好きなアドバイスは、絶対してはダメとは言いません。
むしろアドバイスしても大丈夫です!
ただし!
きちんと、先に共感ワードを使って女性の気持ちが落ち着いてきてからです。
自分の気持ちを分かってもらいたくてしょうがない時に、アドバイスは厳禁です。
最後のほうにアドバイスはとっておきましょう!
女性のみなさんへ
男性は共感することがニガテです。
不器用なんです(笑)
できるだけ、愚痴や不満は女性同士で話しましょう。
それが一番ストレスを発散できます。
もし男性に話して、彼からアドバイスをもらったら感謝の気持ちを示しましょう。
彼女の役に立てた!という満足感から、今後もちゃんと話を聞いてくれます。(共感してくれる聞き方をしてくれるかは別ですが・・・)
あとは、気持ちの切り替えも大切。
話したい気持ちが不完全燃焼で、もっと話さないと気が済まないと思っていても、男性の前ではすぐ切り替えます。
あとは女性同士で完全燃焼しましょう!
まさかまさかの方法ですが、女性から男性にこうしてもらいたいとアドバイスしちゃう手も。
「アドバイスとか、こうしたほうがいい、なんていうのはいらない」
「だよね~、そうだよな~、って言ってくれた方がうれしい」など。
アドバイス好きな男性だからこそ、意外と聞き入れてくれるかもしれませんね。