teaです。
日本人向けに作られたレチノールのドクターズコスメといったら、このガウディスキンではないでしょうか。
レチノールの2大トップブランドである、「エンビロン」と「ゼオスキン」のいいとこ取りをした商品として、一気に話題になりました。
続々と取り扱うクリニックが増えてきたため、私も早速購入。
ガウディスキンには、クレンジングや化粧水などのラインナップもありますが、今回の記事では
- デュアルレチノプラス
- デュアルレチノライト
に絞って紹介します。
日本人ためのブランド、ガウディスキン
みずぐち形成外科クリニックの院長である水口敬先生が開発したブランドであり、日本品質、日本プライドで、「日本人にとっての考えうる最良」を形にすることを目指した化粧品なんですね。
開発のきっかけとなったのは、ゼオスキン。
美容皮膚科や美容クリニックでは、おなじみのブランドですね(^^
水口先生も、かつては全国トップレベルに入るほどのゼオスキンユーザーでした。
ですが、日々診療していく中で、日本人に合うレチノールにゼオスキンは当てはまるのか?という疑問から、2016年にゼオスキンの取り扱いから撤退。
その後に、ガウディスキンが生まれることになります。
参考日本人の肌質を重視した『GAUDISKIN(ガウディスキン)®︎』。
ゼオスキンは欧米人向けのアイテム
先に言っておくと、ゼオスキンは非常に素晴らしいスキンケアシステムです。
ここまで多くの美容クリニックに導入されてることからも、実績やブランド力は一流であることがわかります。
それを踏まえた上で、水口先生はどのような部分が撤退を決める原因になったのか。
簡単にまとめると、
- 品質管理の問題
- 日本人の肌質向けの製品ではないこと
- 長期&安全に使用できる日本人が1割もいない
詳しくは、ガウディスキンの公式インスタグラムに開発にいたるまでの経緯が投稿されているので、ぜひチェックしてみてください。
なかなか面白いことが書かれています。
ガウディスキンが生まれたのは、ゼオスキンがあったからこそ。
ゼオスキンでのケアが難しい人に、新たな選択肢の1つとして選んでもらいたいという水口先生の思いが込められたブランドです。
デュアルレチノプラス・ライトのコンセプト
ガウディスキンからは、2種類のレチノール商品が出ています。
- デュアルレチノプラス
- デュアルレチノライト
どちらの商品にも、攻めのビタミンAである「ピュアレチノール」、守りのビタミンAである「パルミチン酸レチノール」、というそれぞれ違う顔を持つレチノールで構成されているのが特徴なんですね。
日本人には決して低いとはいえない濃度なのに、A反応(赤み、乾燥、痒みなど)の症状は出にくい。
浸透システムや質感なども日本人に合わせて作られており、一生使い続けられることを前提に開発されているんですよね。
デュアルレチノプラスのピュアレチノール濃度は、0.57%。(実際はこれにパルミチン酸レチノールの濃度も加わってくるため、総レチノールを示すのは難しいとのこと)
デュアルレチノライトの濃度はその半分となります。
デュアルレチノプラスでも全体の1~2割の人は濃度が強すぎて合わないのを承知で作られているため、そういった人たちは、デュアルレチノライトを使用していく方法となります。
皮むけや赤みがほとんど起きなかった

あくまで、私自身の「肌」ではということですが、使用し続けても特に肌に不快感を感じるような症状は出ませんでした。
さすが日本人処方にされてるだけあって、同じような濃度の他のブランドよりも使いやすく感じましたね。
柔らかめのクリームとなっており、つける量を楽に変えられるように配慮してのことだそう。
なにもA反応が起きないから「効いてない」ではなく、A反応が起きずに使用できることもそれは正解であり、むしろデュアルレチノプラス・ライトはA反応が起きないような使い方をしてほしいと言っているんですね。
- 毎日使い続けられる量(反応が強すぎて週2回しか使えないような量はNG)
- ぎりぎり大丈夫な量ではなく、少し余裕を持てる量
基本1回1プッシュ、(上限2プッシュまで)。
1プッシュでもだめなら、半プッシュにしたり、デュアルレチノライトの使用を検討です。
単品使用では物足りない感じも
やはり、1回1プッシュが基本のため、デュアルレチノプラス・ライトだけでは全顔にも足りないし、洗顔した後の顔には、保湿力も足りないかなという印象ですね。
2プッシュにしても、顔には全然足りません(笑)
他のアイテムを使用するか、または同じガウディスキンから出ている「インナーモイストTAローション」を併用するといいですね。

このTAローションは、トラネキサム酸が配合されています。
A反応を抑えてくれる働きがあるため、デュアルレチノプラス・ライトと相性がいいんですよね。
私の場合は、デュアルレチノプラス・ライトそれぞれ1プッシュずつにTAローション、ビタミンC美容液を組み合わせたスキンケアをしています。
今後の新商品が楽しみ
ガウディスキンが目指す製品作りは、
- 効能ではなく効果を実際に実感できる成分を選択
- キャッチーな目新しい成分よりも、実績のある成分を効く濃度でしっかり配合
- 有効成分の含有事実よりも、その成分を生かす成分バランスを重視
- 流行だけの成分、見せかけの高濃度を売りにしない
- 最小限のアイテムになるよう計算された製品ラインナップ
どこまでも日本人思いな商品作りに、今後も期待しているブランドです(^^
美容皮膚科や美容クリニックの診察やカウンセリングを受けて、初めて買えるものになります。
また、レチノールのスキンケアを行っている人は、ぜひガウディスキンの公式インスタグラムをチェックしてみてください。
たくさんの患者さんを見てきたからこその、目にうろこな情報がたくさん載っているので、とても勉強になりますよ。