teaです。
前回の親知らず抜歯から、約3週間。
残り2本の親知らずを、抜歯してきました。
今回は横に寝て埋まっている(水平埋伏智歯)という、難しめの抜歯です。
ドリルを使って削ったり、上の歯に関してはトンカチで取り出すという、なかなか大掛かりでしたので、その体験談を話していこうと思います。
痛みもそれなりにありましたが、親知らずはこれで全部抜いたのでスッキリです(^^
前回の抜歯体験はこちら▼
やっかいな親知らず”水平埋伏智歯”とは
骨の中で横を向いて埋まっている水平埋伏智歯は、自覚症状があまりないものの、放置しておくと
- 膿の袋ができる
- 歯並びを悪くさせる
- 手前の奥歯の根を溶かす
などのいろんなリスクが潜んでいます。

抜かないでおくのもタチが悪いですが、抜くのも一苦労するんですよね。
なぜなら、
- 歯を分割しないと抜けない
- 顎の神経に近い
から。
引っ張るだけで抜けないんです。
歯をドリルで割って、少しずつ取り出す必要があります。
加えて、位置的に顎の神経に近いことも多いので、万が一傷つけてしまったら、しびれなどの麻痺症状が残ってしまう危険性もあります。
とはいえ、実際に麻痺が起こる確率はほとんどなく、むしろかなりの人が水平埋伏智歯1本ぐらいはあるので、難しいといいながら、皆さんかなり抜いているんですよ。
まっすぐ生えている歯の抜歯は1~2分に対し、水平埋伏智歯には30分程度かかります。
抜歯にかかった時間は1本10分ぐらい
私の場合は、上下2本とも前回の抜歯とほぼ変わらない時間で終了しました。
歯医者さんからは、時間がかかると聞いていたのですが、思ったよりも早かったので、あっという間でしたね。
かかった費用は5,600円ほど。+消毒代(200円)。
治療の流れも、抜歯→翌日の消毒→1週間後の抜糸という感じで、何回か通院します。
削る音が怖すぎた
今回はドリルやトンカチを使っての抜歯だったので、精神的ダメージが大きいです(^^;
虫歯治療のキュィィーーンという音とは、また違う削る音がするんですよ。
しかも、2種類のドリルを使ったので、どんだけ削っているのかと思いました。
実際には、整形でいう輪郭が変わるほどの骨切りではなく、ほんの少ししか削っていないみたいですけどね。
トンカチに関しては、頭をぶつけたときとは、また違う骨の響き方をしました。
なんというか、頭をぶつけると、鈍い感じがしますけど、トンカチの頭蓋骨への響きはもっと鋭いというか、「キーン」みたいな感じなんです。
麻酔をしているので、ドリルもトンカチも全く痛くはありません(涙も出ない)。
押される感じや、衝撃波みたいなものは割と普通に感じますけどね。
寝れないほどの痛みが1回だけあった
正直言うと、麻酔が切れる3~4時間後くらいに、上の歯が痛すぎて起きてしまいました(^^;
てっきり、顎の骨まで削った下の歯が痛むものだと思っていたので、まさか上の歯が痛くなるとは思っていなかったんですよね(笑)

でも、痛み止めを飲んだのは、この1回だけ。
飲んで30分ぐらいには、痛みも落ち着き、寝れるぐらいまでにおさまりました。
若いうちに抜歯すると、治りも早いので、割と痛み止めに頼ることはありません。
親知らずは早めに抜いてしまいましょう!
仕事は休んで正解でした
前回の抜歯は休みませんでしたが、今回の痛すぎて起きるのは「さすがにヤバい…」と思い、思い切って急きょ仕事を休みました。
そのまま土日の連休に繋げましたが、これが良かったようで、抜歯の翌日からほとんど痛みが出なかったんです!
前回の抜歯は3日目からようやく痛みがなくなってきたのにくらべて、今回は大掛かりな抜歯にも関わらず不思議なほど痛みが出なかったのは、やはり仕事を休んだからしかありません。
歯の痛みというのは、本当にストレスと連動します。
仕事に行くだけで痛くなってくる人もいますし、忙しくてイライラしてくるとだんだん痛みが増してくるんですよね。
けれど、仕事を休んだだけで、こんなにも経過が違うとは私自身も思わなかったので、やはり安静が一番です。
どんなに痛くても1週間もすれば、だいぶ落ち着くはずです。
頬はもちろん腫れました
髪の毛で隠れる程度でしたが、腫れましたね。
輪郭が左右でちょっと違うのがわかると思います(抜歯後1日目)▼

だいたい2日目以降が、腫れのピークと言われているのですが、私の場合はこれ以上腫れることはありませんでした。
無理に冷やすのも良くないようなので、基本、放置ですね。
加えて、口も開かなくなります。
指3本は入るぐらい開いていた口が、抜歯後には1本半までしか入らないぐらいに。
当然、ご飯もろくに食べれないので痩せますよ(笑)
とはいっても、お腹は当然のように空いているので、次第に口が開くようになると、体重はもとに戻ります…。
軽症ですが、内出血のアザもできました
親知らずを抜くと、内出血のアザができることがあります。
色白の女性は特になりやすく、1~2週間かけて下に降りていって消えます。
親知らず抜いたとこめっちゃ痣になってきてるこわいwwwwww
— けこたん。 (@kekotym__) February 28, 2020
完全に殴られた跡で草 pic.twitter.com/aHFBP9smD6
私も、3日目に、人差し指2関節分のアザが出てきました。
輪郭にちょうど沿って出ていたため、正面からはほぼ見えませんでしたね。
しかも、降りていくこともなく、その場にとどまっていて、1週間ほどで消えてしまいました(^^;
ひどい時は、ガッツリあざができるので、人前に出るような予定は入れないほうが無難ですよ。
親知らずを全部抜いたら、気持ち的にもスッキリ
歯医者でレントゲンを撮り、親知らずが4本あるとわかってから、2回にわけて全て抜きました。
約1ヶ月の出来事です。
あっという間というわけでもなく、割と痛みに耐えてきた記憶のほうが強いですね(笑)
ですが、抜いたからといって、生活が劇的に変わったわけでもなく、今まで通りです。
親知らずが痛くなったから抜いた、という人であれば痛みから解放されます(^^
私の場合は、どちらかといえば、将来起こりうるリスクを減らせた、という感じですね。
特に女性は、子供ができてから歯を抜こうと思っても、胎児に影響があるから薬が使えない、子育てが忙しくてそもそも通えないという、抜きたくても抜けない状況になることもしばしば。
余裕のあるうちに、はやめに済ませておきましょう。
- 若いうちに抜こう
- 麻酔するから痛みはない
- 仕事を休んで連休にすればかなり楽
- 歯磨きグッズだけはしっかり揃えて
親知らずを抜くと、意外と歯磨きに苦労します。
抜歯当日は、歯磨き自体を禁止することも多いので、歯ブラシ以外でキレイにする手段を持っておくと心強いですね。
おすすめは、フロスとワンタフトブラシ。
これらのグッズは親知らずのときだけでなく、普段の歯ブラシ+αとして使えるので、虫歯予防にも非常に効果的です。
歯は一生モノですから、ぜひ大事にしてくださいね。