teaです。
新年が明けて早々、初めて親知らずを抜いてきました。
1年ほど前から、生えていたにもかかわらず、放っておいたものです。
ここ最近になって、ふと鏡を見てみたら、親知らずの頭がさらに出てきていたんですよね(^^;
さすがに怖くなったので、勢いで歯医者に駆け込み、一気に2本抜歯しました。
親知らずが4本あることが判明
歯医者でレントゲンを撮ると、目に見えないだけで、しっかり両顎に4本の親知らずがあることがわかりました。
頭が出ているヤツだけだと、思っていただけにかなりショックです(笑)
抜くべきかどうかに関しては、歯磨きをきちんとしていたおかげで、”今すぐ”抜く必要はないとのこと。
ただ、やはり磨きにくい部分ではあるため、この先何十年後のことを考えると、いずれは抜いておいたほうが良い、といわれました。
今は見えていない他の親知らずも、今後生えてくる可能性は低いが、手前の奥歯を押して歯並びを悪くさせたり、奥歯の根を吸収してもろくさせる可能性があるのだとか。
要するに、今は抜かなくても大丈夫だけど、そのままにしておくのはよろしくない=抜いておきましょう、ということですね。
よっぽど親知らずがキレイに生えているか、残すべき理由がなければ、抜いてしまうのが一般的なんだそうです。
芸能人も親知らず抜いてます
指原莉乃さんや、やしろ優さん、本田翼さんなど、SNSなどを調べてみると、かなり親知らずを抜いている人は出てきますね。
親知らず抜い!!!!た!!!!
— 指原 莉乃 (@345__chan) May 5, 2017
しかも!!!4!!!!本!!!!
やば!!!!!! pic.twitter.com/73LvZ9ONat
難易度の高い親知らずの抜歯だと、大学病院の方で、全身麻酔してやることもあるそうです。
一気に4本全部抜く人は、女性に多いのだとか!
下の親知らずはかなり痛いです

どうやら人間の顎の構造は、上と下で異なっているらしく、下は痛いが上の親知らずは抜いてもそんなに腫れることもないと言われています。
これは、私の実体験からしても、その通りですね。
上下2本を同時に抜きましたが、下はいつまでたっても鈍い痛みが続き、3日目でようやく落ち着いてきた感じです。
比較的、簡単に抜きやすい親知らずを抜歯してこれなので、

反対側の抜くのが難しい親知らずはもっと腫れるよ。
内出血のアザもできるかもね。
と言われてしまいました(泣)
抜歯が難しい親知らずほど、時間がどうしてもかかるため、それに比例するように、痛みや腫れも大きくなります。
- 上より下の歯のほうが腫れやすく、痛みも長引きやすい
- 下の歯でも、横に寝ていて埋まっているものは、特に厄介
- 年齢が上がるほど痛みが出たり腫れやすく、回復も遅い
仕事や学校は休むべきか?
難しめの抜歯と言われたら、大事を取って休みを取ったほうがいいと思います。
年齢が30歳以上の人も、腫れや痛みが強く出やすいので気をつけたほうがいいです。
私が考える理想の休みは3日間。
どうしても休みが取れないときは、1本ずつ抜歯したり、痛みが出にくい上の親知らずから挑戦するなど、主治医とよく話し合ってみましょう。
私は今回、休みを取りませんでしたが、それでも仕事中は痛みが気になりました。
マスクができる環境だと、バレにくいですよ。
抜歯はなるべく早く。若いうちに決断を

若い人ほど、親知らずの根っこが未完成であり、歯の周りの骨も柔らかいので、比較的、簡単に抜けやすいです。
さらに、若さゆえの「回復力」が圧倒的に違います。
私は23歳で抜きましたが、歯医者さんには「やっぱり治りが早いね~」と言われました。
30代になると、抜いても目に見えて抜歯後の治りが遅く、とても痛いのだとか。
それでも、40代・50代になって親知らずを抜くよりはマシです。
顎の骨が固くなるのが20代後半だと言われているので、理想は20歳前後。
遅くても25歳までには抜くことを決断したいところです。
・痛くなってからでは、まず炎症を抑えてからの抜歯になる(通院回数も費用もかかる)
・親知らずのせいで手前の奥歯まで虫歯になると、その奥歯も抜歯しなくてはならない
・30代以降は痛みと腫れが長引きやすいことを覚悟しておく
特に女性は、妊娠前に抜歯を済ませておきたいんですよね。
飲める薬やレントゲンの検査に制限がかかって、歯が痛いのに抜歯できない、痛み止めが飲めないなんてことにもなります。
生まれてからも、赤ちゃんを連れて歯医者さんへの通院はなかなか大変ですよね。
抜くべきか迷っている人(特に女性)は、早めに歯医者さんへ相談することをおすすめします。
親知らずは案外すんなり抜けます
親知らずが初めての抜歯だったりすると、いろいろ不安ですよね。
でも、基本的には1本の歯に対して、30分もかかりません。
簡単に取れるものだと10分ぐらいで終わります。
痛みは麻酔をしているので、ほぼありません。
私の場合は、完全に無痛でした。
どのように抜歯しているのか、気になる人は、こちらの動画をどうぞ▼
- 数日前事前のレントゲン撮影
親知らずがどのような状態なのか確認して、主治医と治療の方向性を決めていきます。この時に、
などを聞いておくと安心です。
- Step.1塗る麻酔からスタート
綿棒に含ませたにが~い麻酔を塗って5分ぐらい待ちます。
- Step.2麻酔の注射を打つ
上の歯は2箇所、下の歯は3箇所ぐらい打ちました。
多少は痛いですが、思ったほどではありませんでしたね。
- Step.3頭が出ている下の歯から抜歯
大部分が歯茎に被っていたので、歯茎を切開(もちろん痛みも切られる感覚も一切ナシ)させて、全体を露出させます。
5分ぐらいでポロリ。もちろん、全く痛くありません。
- Step.4続いて上の歯を抜歯
上の歯は、完全に歯茎の中に埋まっているので、こちらも切開。
ミリミリ…という顎の骨から歯が剥ぎ取られる音がしましたが、5分ぐらいでポロリ。
- Step.5糸で傷口を縫って終了
2本とも難しい抜歯ではなかったので、余裕で終了です。
メモ- 歯医者に入ってから出るまでピッタリ1時間
- 2本で抜歯代2200円ほど(保険適用)
- 薬と抜いた歯をもらって帰宅
注意点としては、口を引っ張られすぎて、唇の端が皮が少しめくれてしまったんです(^^;
乾燥している人は、リップクリームを塗ってから行きましょう。
抜歯後の経過~術後 4時間後
麻酔が切れてくる頃になると、徐々に痛みが出てきす。
痛みのピークというのは、この麻酔が切れてくる頃なんですね。
とりあえず、痛み止めを服用。
痛くて夜中に起きる、ということはなかったです。
人によっては、眠れないぐらい痛むこともあるそう。
唾液に血も交じっているため、常に口の中がおかしな感じですね。
ですが、ここから2日間ぐらいは、この血がゼリー状の塊(いわゆるかさぶた)になって、傷口をふさぐための大事な期間。
グジュグジュするうがいや歯磨きも禁止です。
術後 1日目「消毒をしに歯医者へ」
- 痛みレベル→痛み止めを飲まなくても耐えられる
- 腫れレベル→ほぼわからない
- 出血レベル→まだ口の中に交じる
抜歯の翌日は、経過観察も兼ねて消毒をしに歯医者へ。
内容的には、消毒液の染み込ませたガーゼをポンポンと傷口に当てるだけで終了です。
幸いにも、顔は腫れず、痛み止めを飲まなくても耐えられる程度でした。
ただ、仕事をしている間はストレスや疲れに連動して痛みますね。
困ったことに、食事のときはどうも痛くて、抜歯した方とは反対側で食べるものの、口は開きにくいし、飲み込んでも痛みが走ります。
おまけに、親知らずのあった歯茎の部分がぷよぷよしているため、噛むごとに歯が当たるんです。
間違ってほっぺを噛んでしまったときの傷口に歯が当たるような、あの違和感と似ていますね…(^^;
傷口がまだまだ治っていない証拠なので、歯ブラシが当たらないように慎重に行います。
ワンタフトブラシ(ピンポイント用の歯ブラシ)も使いましたが、これがすごく助かりました▼
術後 2日目「出血が収まる」
- 痛みレベル→痛み止めを飲まなくても耐えられる
- 腫れレベル→ほぼわからない
- 出血レベル→止まる
2日目ともなると、出血もなくなり、上顎の痛みはほぼ無くなりました。
ですが、仕事に行くと、やはり下の方は痛みがぶり返してきます。
食事の際も、まだ痛い状態。
腫れのピークが来ると言われる2日目でしたが、昨日とほぼ変わらず、周りから見てもわからないぐらいでした。
術後 3日目「痛みが引く」
- 痛みレベル→かなり改善
- 腫れレベル→ほぼわからない
- 出血レベル→止まる
3日目にして、一気に痛みが引きました。
口を開けてもさほど、痛くなく、傷口に縫ってある糸の違和感のほうが強くなってくるほど。
日常生活がかなり快適になってきました。
術後 7日目「抜糸をしに歯医者へ」
3日目以降は、特に変わったこともなく、そのまま1週間が経過。
糸を抜くため、再び歯医者へ。
消毒と抜歯をしてもらい、開口訓練の方法も教えてもらいました。

画像のように、指を使って口を開ける訓練を、食事の時に2~3ヶ月続けます。
口が開きにくくなってしまうことを避けるためなんだとか。
正常な人は指3本(人差し指、中指、薬指)が入るくらい、口が開きます。
親知らずの抜歯は計画的に
親知らずの抜歯は抜いたその日に終わり、ではありません。
翌日の消毒や抜糸をするために、何回か通院する必要があります。
腫れや痛みのダウンタイムもあるので、術後2週間(最低1週間)は大事な予定を入れておかないほうが無難です。
病院によっては、抜きたい!と思った当日中に抜歯してくれないところもあるので、余裕を持って抜歯を計画しましょう(^^
抜歯前は十分な歯のケアを
今回、親知らずを抜歯してみて、いろいろ感じた点が以下の3つです。
- 抜歯当日は、歯磨きできないので、直前に歯磨きを済ませておくこと
- ホワイトニングしているなら、ホワイトニングも済ませておく
- フロスを買っておくと、便利
とにかく歯磨きができないので、抜歯前にご飯も歯磨きも済ませておいたほうが良いです。
そして、抜歯後はフロスを用意しておくと、歯磨きがしにくくても、ある程度、口の中を清潔に保てます。
フロスを使うのが初めてな人は、こちらのY字型フロスが使いやすくておすすめ▼
今回、私の抜歯は、幸いにも大きな腫れになりませんでした。
次回は反対側になりますが、抜歯の難易度が高い水平埋伏智歯(横に寝ていて埋まっている歯)なので、万全の準備を整えていく必要がありますね。
抜き終わったら、またブログで報告したいと思います。
【追記】残りの親知らずを抜きました!▼