teaです。
世界共通の落とし物発見サービスであるOKOBAN。
旅行中のロストバゲージを少しでも無くすために始まったサービスですが、キャビンゼロではすべてのバックパックシリーズに、標準装備されています。
実は、旅行グッズに最初からOKOBANがついている物って、そう多くないんですよね。
だいたいは、下記のような”後付け”のタグやシールを付けてOKOBANに登録する必要があります。
私も、OKOBANというサービスを知ったのは、このキャビンゼロバッグを買ってからです。
知らない人のほうが多いでしょう。
ですが、一度登録しておくと、万が一空港や旅行先で無くしてしまっても、処分されずに手元に戻ってくる可能性が高まります(^^
今回は、”キャビンゼロ”のOKOBAN登録方法を中心に話しますが、他のキャリーケースやバッグも同じような方法で登録できるので、ぜひやってみてください。
OKOBANは世界最大の落とし物発見サービス
OKOBANは世界的に見ると、かなり普及されているサービスであり、2800もの空港と、400社以上の航空会社で利用されています。
”落とし主”と”発見者”をインターネットで繋ぐという画期的なものです。
旅行荷物のほとんどはいわば、持ち主の情報や連絡手段がない「名無し」状態。
だからといって、荷物に個人情報をぶら下げておくのは、かなりリスキーですよね。
そこで、「かんたんにモノに住所を登録できるようにしてしまおう!」というのがOKOBANです。
自分の名前や住所、メールアドレスと紐付けた”IDタグ“を荷物に付けておくことで、誰のものかを判別できるようになっています。
OKOBANはほぼ世界中の空港と連携しているため、登録しておけば飛行機内で荷物を失っても高確率で手元に戻ってくるんですね。
ホテルやレストランで荷物を置き忘れたとしても、スタッフや他のお客さんがOKOBANのIDを使って、あなたに連絡することができるので、利用する価値は十分あります。
無くしたら困るものなど、すべての荷物を登録できる
OKOBANのIDは12桁の英数字の組み合わせで、その数は10億通り以上もあります。
キャリーケースなどの旅行バッグだけでなく、パソコンやカメラ、さらにはパスポートなど、あらゆるものをOKOBANに登録することが可能です。
注意点としては、1つのIDにつき、登録できるものは1つだけ、ということ。

1つのIDで複数のモノを管理することはできません。
登録したいモノの分だけ、OKOBANのIDもその分用意する必要があるんですね。
ちなみに、キャビンゼロについているOKOBANは、すでにキャビンゼロの情報が組み込まれた専用IDです(^^
これにより、登録までのステップが大幅に省略されています。
運営会社は、あのTSAロック

今では当たり前のように旅行バッグで使われているTSAロック。
実は、このTSAロックとOKOBANは「Travel Sentry社」という同じ会社が管理しているんですね。
世界的に有名な会社なので、セキュリティ面に関しては安心できると思います。
ですが、サービス名でこうも知名度に差があるのは、なんとも不思議ですよね。
OKOBANとTSAロックが合体した南京錠もあるにはあるんですよ▼
ただ、今現在のほとんどの南京錠にはOKOBANがついていません。
もっともっと広まって欲しいと思います(^^
キャビンゼロのOKOBAN登録方法
OKOBANの利用は無料です。
かんたんなアカウント登録だけ必要なので、画像を使って詳しく説明します。
〆 シールを剥がして番号を入力

キャビンゼロのOKOBANタグのシールを剥がします。
すると、12桁の番号(ID)が出てきますので、OKOBANのホームページにアクセスし、出てきた番号を入力して、送信を押します。

番号を入力すると、3つの選択肢が出てきます。
初めてOKOBANを利用する場合、ここでは、持ち物を登録を押しましょう。

アカウント作成画面に入ります。
まずは、メールアドレスの登録と、パスワードの設定です。
メールアドレスは、無くした際の大事な連絡手段になるので、メインのものを登録しておきましょう。

- A・・・言語、国の設定
- B・・・名前
- C・・・住所
続いて住所入力です。
ローマ字ではなく、日本語でいいので、順に埋めていきましょう。
Aの欄では、言語を「Japanese」で選択し、国は「Japan/日本」を選択します。
翻訳機能で表示に若干の誤差が出る場合もありますが、基本的に選択欄では日本・Japan・Japaneseを選んでおけばOKです。
次の、Bの欄では名前を入力します。
最初に名前→後に名字(姓)で書きましょう。
例:山田 花子 → 花子 山田と入力する。
Cの欄は、住所になります。
日本と違って住所を書く順番が逆です。
建物の名前・部屋番号→丁目・番地・号→地域名→市区町村→都道府県→郵便番号になります。
例:名古屋市中村区那古野1-47-1 ⇒ 1-47-1 那古野 中村区 名古屋市

- ①・・・携帯電話番号
- ②・・・同意のチェック
- ③・・・OKOBANメルマガの登録
- ④・・・アカウント作成ボタン
①の欄で携帯電話番号を入力すると、メールアドレスのほかに、SMSでも通知してくれるようになります。
もちろん入力しなくてもOK。
SMSは「ショートメッセージサービス」の略で、ショートメールともいいます。文字数の制限があり、短い文章でのやり取りに使います。
普段、なかなかメールを確認する習慣がない人は、こちらも登録しておくといいですね。
固定電話ではなく、必ず携帯電話番号にしてください。
②にチェックを入れて、④のアカウントを作成するを押すと登録は完了です。
③はOKOBANからのメルマガを受け取りたい場合のみ、チェックを入れましょう。
持ち物の詳細情報を登録する

アカウント作成が終わると、続けてキャビンゼロの詳細を記入するページに移ります。
違うページになったり、うまくできなかった場合は、ページの上の方にあるダッシュボード>>12桁のIDをもう一度入力>>送信>>荷物の登録でやってみましょう。
キャビンゼロのOKOBANは、すでにある程度の情報が組み込まれているため、どんな物かがわかるよう、画像だけ設定しておきます。
購入したキャビンゼロのバッグの写真を撮って、ファイルを選択を押し、アップロードしましょう。
画像は何度でも変更できるので、バッグの外観が変わる(国旗のステッカーやアクセサリーが増えるなど)したら、また撮り直して更新することができます。

続いて、バッグの色を選択していきます。
白、黒、グレー、青、紫、赤、黄色、オレンジ、茶色、緑、その他から選べます。]
私の場合、ピンク色がなかったので、「その他(Other-Please Specify)」を選択しました。
すると、色を直接記入する欄が出てくるのでそこに記入します。
次にステータスですが、「登録済み」のままでOKです。
一番下のチェックボックスは、入れても入れなくても登録できるので、すべての入力が完了したら、SAVEを押して終了です。

登録が正常に行われていると、持ち物リストにキャビンゼロが表示されています。
うまくいかなかった場合には、上部にある灰色のボタンダッシュボードのページに行き、もう一回12桁の番号を入力して、チャレンジしてみましょう。

最後に、右上のプロファイルの編集を押して、もう一度、住所の確認をしておきます。
ここが一番重要ですからね。
どこか抜けている・間違っている部分があれば修正して、送信を押しておきましょう。
OKOBANに登録してもロスバケ対策はしっかりと
OKOBANに登録したら、その後はほとんどログインする機会はありません。
なぜなら、荷物を登録することと、落とし主に連絡すること以外、やることがないので…(^^;
とはいえ、OKOBANも完全に荷物が戻ってくることを保証することはできません。
自分自身でもロストバゲージ対策をしっかりしておく必要があります。
旅行中で最もガックリするのは、やはり物を無くしたときです。
それは、自分だけでなく他の相手も同じことなので、もしOKOBANを付けた落とし物を見つけたら、連絡してあげましょうね(^^
キャビンゼロを買ったら保証もグレードアップしてみましょう!▼