teaです。
このブログでは初告白ですが、私の顔には”太田母斑”という、いわゆる青あざがあります。
いつからあるのかは記憶があまりないのですが、小学生の時に友達からあざのことを指摘された覚えがあるので、その頃からずっと太田母斑とともに生きてきました。
今回、Qスイッチルビーレーザーで治療を受け、今後1年近くかけて太田母斑を治療していきます。
痛いし、腫れるしで大変ですが、きれいに治るということで頑張っていきたいです。
別に治療しなければならないほど、目立っているわけではなかった
私の太田母斑は、こめかみ~目にかけてあります。
ただ、目の部分はうっすら青い程度で、こめかみの方は髪で隠せたことから、あまり人から気づかれることはありませんでした。
よ~く顔を見られたりしなければ、ほぼわからないぐらい。
「えっ!?そんなところにあったっけ?」と驚かれることの方が多いくらいです。
それぐらいだったら、別に治療しなくてもいいかな・・・という気持ちでずっといました。
治療すると決めたきっかけは「シミ取りレーザー」を受けたかったから
そんな私が、太田母斑を治療しようと思ったのは、とある人の美容ブログ。
内容は「シミ取りレーザーを受けに行ってきました」というもの。
レーザーによって、シミがポロポロとはがれ、最終的にキレイになっている顔の写真がそこにあったんですよね。
これは、ぜひ受けてみたいと思って、シミ取りレーザーのことをいろいろ調べていたんです。
そしたら、自分の太田母斑のこともちょこちょこ出てくるんですよ。
なぜなら、シミを取るレーザーで、同じように太田母斑もレーザーで治療できるからです。
有名美容家も悩む太田母斑
そしたらなんと、美容雑誌ではおなじみ、美容家で有名な石井美保さんも、私と同じ太田母斑に悩み、治療していた経験があるとか。
参考記事:太田母斑の治療 | 石井美保オフィシャルブログ「365日美容ブログ」
シミ取りレーザーは自由診療なので、お金がかかりますが、太田母斑なら保険が効くんですよね。
同じレーザーでも、シミ取りに使うか、あざの治療に使うかでだいぶ金額が違ってきます。
そこで考えたんですよね。
今後、シミ取りレーザーを受けることになった時に、施術してくれる人にはこの青あざが丸見えになる。
変に心配されるなら、先に太田母斑を消したほうが良いのでは・・・?
そう思って、シミ取りより先に太田母斑の治療をすることに決めました。
第1回目のかかった費用は、初診料+麻酔代+レーザー治療で15,900円。(保険適用で3割負担)
これに軟膏などのお薬代です。
初めて形成外科を受診。行った当日にレーザー治療
今回、私が太田母斑の治療を行ったクリニックは、皮膚科・形成外科・美容皮膚科が合わさったところです。
初日はカウンセリングだけかな、と思っていたのですが、当日に施術してもらうことができました。
結果的に、腫れがひどすぎて2日間も仕事を休むハメになったので、日にちに余裕を持って受診することが大切ですね。
ビフォー・アフターの写真
レーザーをする前の写真を撮ってなかったので、ネットのもので一番近い画像をのせます。
上記の写真のような感じでした。
そして、レーザー直後がこちら▼
まぶたは麻酔とレーザーによって、パンパンに腫れています。
熱で赤みも少し出ている状態です。
痛みは麻酔の注射のほうが痛かった
レーザーの痛みは、”輪ゴムで弾かれるような痛み”だとよく言われますよね。
でも個人的には、レーザーの痛みよりも麻酔の注射のほうが痛かったです。
かなり覚悟はしていたのですが、麻酔が効いてくれたおかげで、レーザーは面白いぐらいに痛くもなんともありませんでした。
とはいっても、目の付近はさすがに皮膚が薄いので、針でチクチク刺されるような痛みを感じましたね。
看護師さんの話しによれば、麻酔なしでレーザーを受ける人もいて、涙をガンガン流しながら治療を受けるんだそうです。
怖すぎですね・・・(^^;
麻酔の注射は本当に油断していました。
なぜなら、私は半年に一度のペースで血液検査などをするので、注射はそこそこ慣れていたつもりだったんです。
ところが、顔やおでこ、まぶたには注射した経験がないんですよね。
太田母斑のアザを囲むように打たれたので、こんなに痛いものなのかと、涙が出てきてしょうがなかったです。
麻酔成分をなじんでくると、足がしびれて何も感じないあの感覚が、おでこにあるような感じですね。
合計200発を太田母斑に照射
Qスイッチルビーレーザーは、目をつぶっていてもピカっ!ていうのが分かるぐらいの光の強さです。
色は赤い光ですね。
モデルさんの連続写真撮影のような、テンポ良い感じで「カシャ!カシャ!カシャ!」と撃っていきます。
私は200発撃ちましたが、本当にあっという間でした。
レーザーで焼き付いたのか、産毛だか眉毛の焦げたにおいもしましたね。
治療の回数を重ねるごとに、浅い層のメラニン→深い層のメラニンへと当てていくので、レーザーの出力も上がるとかなんとか・・・。
麻酔は効いているとはいえ、ちょっと不安です。
麻酔を効かせる時間が長い
1回目の治療にかかった時間は、1時間半ほど。
そのほとんどが、麻酔を効かせるために待機していた時間です。
レーザー自体は10分前後でした。
まぶたにもうっすら太田母斑のある私は、医療用コンタクトも装着。
コンタクトなんて自分でもやったことなかったのですが、看護師さんにあっさり入れられてしまいました。
痛くないのかな、と心配していたんですが全然そんなことありませんでしたね。
- 医者から治療の概要の説明太田母斑は自然に消えないこと、治療には3ヶ月ごと×5回ぐらいは必要なことなどを説明された。再発はどうか、治療後のケアのことも話してくれた。
- 30~40分麻酔テープ、麻酔クリームを塗って待機太田母斑の部位に、麻酔クリームをべったり塗られ、セロハンテープで固定。まぶたの部分は、麻酔テープで処置。
- 20分麻酔の注射を打つ麻酔クリームとテープを取った後、太田母斑を囲むようにして麻酔の注射を打たれた。見事に感覚がなくなり、パンパンに腫れる。
- 10~15分レーザー治療を開始処置室に移動し、目には医療用コンタクトを入れられた。テンポよく、照射し200発。
帽子やマスクは必ず持っていったほうが良い
レーザー治療後は「紫外線に絶対当たっちゃダメ」ときいていたので、帽子とマスクを持参していたのですが、これが大正解。
なぜなら、処置後の顔はとっても痛々しいガーゼだらけの顔なんです。
おまけに、顔も腫れていて左右の目の大きさが違いすぎて、いかにも殴り合ってきた後の顔(^^;
待合室での他の患者さんの目も気になるし、おまけに、クリニックへは電車で来ていたので、本当に帽子とマスクが無ければ、どうやって帰ろうかと思うほどです。
ちょうど、太田母斑の治療を受ける数ヶ月前に、1年中紫外線対策を本気でやろうと考えていたところで、あれこれ紫外線対策グッズを買っていたんですよね。
これが本当に役に立ちました!特にこの2つ▼
どちらも遮光率100%(紫外線・赤外線・可視光線)完全カットなので、安心感が抜群なんですよね。
部屋の中でもしばらくは紫外線カットを徹底しなければなれないので、室内でも大活躍中です。
治療後の経過
レーザー治療後の1週間は、1日2回軟膏を塗ってガーゼを張り替える生活です。
色素が濃いほど、分厚いかさぶたができるらしいのですが、今回はほんの少ししだけしか、かさぶたができませんでした。
今回、クリニックから処方されたのは飲み薬と軟膏だけだったので、家に
- 医療用ガーゼ
- 医療用テープ
がない人は、用意したほうがいいかもしれません。
- 1日目(治療当日)とにかく目の腫れがひどいレーザーの痛みよりも、目の腫れのほうが時間がたつにつれてどんどんひどくなっていった。さすがに会社にはいけなかった。
- 2日目腫れが引くのが意外と遅い丸2日とまではいかないものの、腫れが引くのに1日半かかった。大事を取ってこの日も仕事をお休み。
- 3日目水ぶくれがところどころできる目の腫れは完全に引いた。なんか痒くなってきたとおもったら、プクッと水ぶくれに。潰さないようにガーゼで保護しながら過ごす。
- 4~6日目水ぶくれが黒くなってかさぶたに日がたつにつれて、皮膚が黒くなりかさぶたになってきた。ただ、全体的にかさぶたができているわけではなく、ほんのちょこっとだけ。
- 7日目かさぶたが取れたガーゼをとりかえたところ、テープ部分に黒いかさぶたが。取れた部分は肌が白っぽくなっていた。
施術は人と会う予定がないときに行おう
まずですが、太田母斑の治療を受ける日は3日間ぐらい人と合わないときがおすすめです。
本当に人と誰とも会いたくないぐらい、腫れました。
顔がブサイクになりすぎて、本当にへこみます。
大きなガーゼも貼っているので余計に、ですね。
お風呂は治療当日からOKといわれ、洗顔も可能だとのこと。
ただし、塗っていいのは処方された軟膏だけ。
長風呂や激しい運動、アルコールは腫れを長引かせるので注意。
かさぶたは自然に剥がれるまで我慢ですが、家でも外でも紫外線対策を徹底するほうが大変。
そうでないと、より濃くなってしまったり、炎症後色素沈着がひどくなってしまうんです。
これから長い戦いになりますが、きれいに治ると思えば頑張れる!
そして、治ったら、絶対シミ取りレーザーを受けたい(笑)
今後の経過も、このブログで報告していきます。
この治療の続き(2回目)はこちら▼