teaです。
貨幣状湿疹になって、アトピーのつらさが痛いほどわかった今日この頃。
今まで、なんにもお肌に問題がなかった人ほど、皮膚病にかかった時の絶望さは計り知れません。
今回は、私が治療中に使ったクリームについて紹介します。
試行錯誤しながらいろいろ使いましたが、保湿用+炎症がひどいところ用+かゆみどめの3つは揃えておいた方がいいです。
特に、かゆくてかきむしって悪化してしまう人は、かゆみどめを有効に使ってください。
完全にかゆみが消えるわけではないものの、ある程度軽減されます。
私も、かゆみどめに何度も助けられました。
貨幣状湿疹はアトピーと同じようにステロイド剤をよく処方されます。
ステロイドをどう使ったかについても、後の方に書いてあるのでよろしければどうぞ。
フタアミンhiクリーム
保湿用に使うクリームです。
口コミでは結構有名な商品なのに、知らない人も多いのではないでしょうか。
フタアミンhiクリームは、もともと看護師さんのひどい手荒れのケアとして生まれた商品です。
消炎成分が入っており、ニキビにも効くとされていますが、アトピー肌の人にも人気です。
尿素やステロイド成分が入っていないので、肌の弱い人や赤ちゃんでも使えるクリームになっているんですね。
1日1回(お風呂上り)に、湿疹のひどくないところ。
粉が吹いているところにもちょこちょこ。
こってりめの薄黄色いクリームです。
保湿力がハンパなく、夜にぬれば朝までしっとりします!
匂いは油っぽいような香りがしますが、そこまで気になるほど強い匂いではないです。
尿素が入っていないとはいえ、ただれているような所には、私はピリピリしました。
やはり、保湿用として使うクリームです。粉を吹いているところには効果抜群!
お値段もそこそこながら、130gの大容量。ニキビやカミソリ負け、日焼けのほてりにも効きながら、保湿力も文句なしなので今後もリピートしようと思っています(^^
メーテクリーム
炎症がひどいところに使います。
このクリームの特徴は、ラクトフェリンが大量に配合されていること。
ラクトフェリンは、初乳に含まれる成分で赤ちゃんの免疫強化・正常化にとっても重要な成分なんですね。
アトピーも体内の免疫異常が要因だと考えられているため、ラクトフェリンをサプリメントとして飲んでいる人もいます。
私も2ヶ月だけ飲みましたよ。
参考つらい貨幣状湿疹の治療を一緒に乗り越えたサプリメント一覧
1日2回(朝・お風呂上り)、湿疹のひどいところにぬり込むように。
このメーテクリーム、とてもお高いです。
30g、7000円前後します。
写真でもわかる通り、30gのクリームはお金の硬貨よりちょっと大きいぐらいです。
100gでやっとよく見るクリームと同じ大きさになりますが、20,000円以上します(笑)
なかなか買えませんね(^^;
しかし、お高いだけに炎症の強い、ただれたところには優秀です!
白い色でなじみがとてもよいクリームです。
ステロイドと違って、速攻で炎症を抑える力はありませんが、朝と夜の1日2回ぬりました。
ゆっくりゆっくり治っていく感じです。
漢方関係の人たちがやたらと、このメーテクリームを紹介しているので、よくよく調べると漢方屋さんが開発したクリームだそうで、他にもローションやサプリメントも展開しているようです。
値段がそこそこするので、私も購入にためらいました。
しかし、症状が長引くくらいなら、高いものを買って早く治した方がいいと考えたので、購入を決断しました。
関連記事:【口コミ・成分】アトピー患者に好評なメーテクリームは本当に効くの?
ラクトフェリン含有メーテクリーム30g
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ユースキンI
あの有名なユースキンシリーズの、かゆみ止めクリームです。
虫刺されに使うムヒを、もっとサラサラにしたような軽めのクリームで、ベタベタしません。
かゆみがピークの時は広範囲にたっぷりぬっていたので、べたつかないのは本当に快適です(^^
かゆい部分にその都度。
真っ白なクリームで、匂いは無臭です。
いつも持ち歩いていました。
ただれたところにもピリピリせず、すぐにかゆみが軽くなるので、救世主的存在です!
ユースキンIを使う前は、かゆかったら冷やすか掻かずに過ごすかの2択で、本当につらい思いをしていました。
もっと、早く使うべきでしたね。
赤色ワグラス軟膏
必要に応じて使っていた軟膏です。
匂いや色からして、ものすごい漢方のお薬っていう感じです。
皮膚の再生を高めてくれるので、傷口が治りやすくなります。
1日2回(朝・お風呂上り)、湿疹のひどい部分はメーテクリームの上から。
軽症のところは直ぬり。
色は真っ赤です。そして、匂いも特徴的です。
ごま油のような干し納豆のような・・・。
そしてこの赤色、服に移るので薄くぬったりするなど少し気を付けないといけません。
漢方は西洋医学と違って、毒を出して治すという考え方です。この赤色ワグラス軟膏を塗ると浸出液が出てきます。
人によると思いますが、出るとしてもちょっとです。
切り傷にも効くので、ちょっとしたケガの時に使えるよう持っておくのもいいかもしれません。
ステロイド剤はどう使っていたのか
多くの人が悩むであろう、ステロイドの使い方について。
やっぱり副作用や、脱ステロイドの怖さが目立ちますよね。
私もステロイドは処方され、マイザー軟膏とダイアコート軟膏です。
貨幣状湿疹になって、あらためてステロイドの使い方について思ったのは、炎症がひどかったら迷わず使うことでした。
どす黒くただれていて、浸出液もダラダラ。皮膚はかさぶたのように固くなり、触るだけで痛いぐらいの炎症は、強いステロイド剤を使って一気に炎症を静めるのが大切だと思います。
ここでステロイド剤を使う目的は、治すためではなく炎症をとることです。
あまりにもひどい炎症は、自分の免疫だけでは足りないですね。
ステロイド外用薬の力を借りないと、余計ひどくなって他にも移ってしまうぐらいです。
炎症がおさまってきたら、ワンランク下の強さのステロイド軟膏をぬってダメ押しの意味を込めて数日ぬり続ける。
そしてだんだん炎症が無くなると、ステロイドをやめますよね?
でも、おそらくまたブツブツができるなど再発します。私もそうでしたから。
その場合は、上で紹介したクリームを塗りながら、ステロイドの頻度を減らして治していきました。
要するに、クリームで治すことが主で、ステロイドは脇役です。
ステロイドを1日1回→1日おき→2日おき・・・のように、ステロイドのぬる回数を減らしていき、そのうちにステロイドを使わなくても大丈夫な肌まで持っていくのです。
これを読んでいるあなたなら、たぶんお分かりだと思いますが、ステロイドは治す薬ではありません。
炎症をとるものとして考えましょう。
ちなみに、私はステロイドの内服薬も処方されましたが、飲んでいません。
飲まずに、その皮膚科に行くのもやめました。外用薬だけはたくさんくれたので十分です。
この話は長くなるので、また別にしますが、内服薬はできるだけ飲まないほうがいいです。
ステロイドは身体に入れるものではないと思いますね。
外用薬とは比べ物にならないほど効きますが、ステロイド自体もともと身体で作られていますし、ステロイドを離脱できなくなる最大の原因が、身体に入れてしまうことだと思っています。
最後に、私が参考にしたサイトを紹介します。
アトピーについての記事が多いですが、貨幣状湿疹でも参考になるかと思います。
自分に合わない病院は、さっさと変える勇気を持ちましょう!
私もかれこれ3つの病院に行きましたので(^^;
でも、本気で治したかったら、これぐらいの行動力は必要なんじゃないかなと思いますね。