teaです。
ダイエット中の大敵、空腹。
食べ過ぎてはいけないとわかっているのに、そういう時ほど強烈にお腹がすきますよね。

この空腹さえ感じなかったら、すぐやせられるのに…。
きっとこれは、あなただけでなく、全人類が思っていることです。
空腹を紛らわすには、なにも食べ物だけではありません。
飲み物でもある程度、効果があるんです。
一番おすすめな飲み物は、牛乳です。
学校給食でよく出ていましたよね(^^
実は牛乳に含まれている脂肪分・タンパク質が腹持ちを良くし、空腹のストレスを和らげる効果があることをご存知でしたか?
人によっては、ダイエットティーを飲むより、牛乳を飲んだ方がうまくいく人もいるぐらいです。
高いダイエット食品を買わずに済むなら、こんなにいい話はありませんよね。
今回はそんな牛乳の優秀すぎる、腹持ち効果について解説していこうと思います。
牛乳の乳脂肪分がカギ!
空腹には糖分がいいとよく聞きますよね。
でも、脂肪を摂ったほうが、圧倒的にお腹がすきにくくなります。
なぜなら、脂肪は消化に一番時間がかかるから。
牛乳が空腹を和らげてくれる最大の理由こそ、この「乳脂肪分」なんです。
表を見ても分かる通り、炭水化物は2~3時間で消化されてしまいます。
糖分は体にとって、とても分解しやすい構造なので、真っ先に消化され、すぐにエネルギーとして使われるんです。
時間がなくて、朝ごはんをご飯1杯や、パン1枚で済ませてしまうと、早い人で2~3時間後にはお腹がすいてきます。
それは、脂肪分が少なく糖分が多いので当然です。
油っこい食べ物はお腹が空かない
脂肪の分解は7~8時間かかります。
試しに、
- ご飯→チャーハン
- 食パン→揚げパン、ドーナツ
に変えてみてください。
腹持ちが全然違うはずです。
これと同じで、水やダイエットティーなどのお茶とは違い、牛乳には乳脂肪が含まれているので空腹の感じ方が違ってくるのです。
ダイエット中に、みんな脂肪は悪だと思っています。
ですが、お腹がすいてイライラしてしまうのであれば、多少脂肪も摂って食欲をコントロールすると、暴食もせずにリバウンドしにくくなります。
大切なタンパク質も牛乳には豊富!
ダイエットにおいて、タンパク質はとても重要です。
アスリート達が「減量」という名の過酷なダイエットを行っているときでさえ、食事は野菜だけでなく、ササミなどのタンパク質をしっかり取っています。
なぜなら、脂肪だけでなく大切な筋肉まで落ちてしまうからです。
タンパク質を多く摂るようになると、筋肉にいいだけでなく
- 肌
- 髪
- 爪
にもツヤが出たり、丈夫になったりと、体全体にいい影響が現れてきます(^^
牛乳にもタンパク質が含まれています。
特に、人間が食物からしか摂ることのできないタンパク質がバランスよく含まれているんですね。
タンパク質のバランスを数値化した「アミノ酸スコア」というものがあって、なんと牛乳は最高値の100!
牛乳にはタンパク質というイメージがあまりありませんが、実は優れた飲み物なんですよ。
もちろん、牛乳だけで1日にタンパク質の必要量を補おうとせず、きちんと食べ物からも取り入れるようにしてください。
牛乳には幸せホルモンを作るたんぱく質も!
牛乳に含まれているタンパク質の中に、”トリプトファン”があります。
このトリプトファンは、幸せホルモン「セロトニン」の材料でもあるんですね。
セロトニンが増えると、イライラしにくくなったり、食欲が落ち着きやすくなります。
また、セロトニンは睡眠に必要な「メラトニン」を作るためにも必要。
トリプトファンは牛乳だけでなく、肉や魚にも多く含まれているので、ダイエット食品ばかりに置き換えてしまうのは、かえってストレスの元にもなります。
普通牛乳か、低脂肪牛乳か
基本的には、自分の好みな牛乳で大丈夫ですが、腹持ちを考えるのであれば、脂肪分の多い普通牛乳がおすすめです。
栄養バランス的にも無調整のものが優秀ですから、私はずっと飲んでいます。
牛乳をうまく取り入れて、ムダなつまみ食いを減らすことから始めましょう。
どうしてもおやつを食べたい人は、ヘルシーな昆布に変えてみるのもおすすめです。